天晴れ介護サービス総合教育研究所では、介護現場をよくする研究・活動を行っています
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「介護現場をよくする研究・活動」それが私たちの仕事です。
●経営層(経営者、経営幹部など)●管理職(施設長、管理者、主任、リーダーなど)の方々
●専門職(ケアマネジャー、相談員、看・介護職など)の皆様に、ご覧頂きたいホームページです!
天晴れ介護サービスの日々の活動は
毎日更新のブログから
ご覧頂けます!
介護現場をよくするための情報発信として、ブログを書いていきます!主に、日常の仕事のことについてです。皆さんのお役に立つことができればうれしいです。
毎年、かなりのエネルギーを使って作成している関連法人さんの「事業報告・計画書」。2016年版がようやく完成に近づいてきました。
以下に編集後記の文章をご紹介します。
編集後記
昨年の報告書は全部で107ページでしたが、今年は148ページとボリュームが大幅に増えました。
新しい内容として、まず、「理事長からの大きな方針」、「○○会の名前の由来」、
そして今年の春の新入社員に向けて書かれた「訓示」が加わりました。
これからの○○会グループの仕事や、
法人を設立した時の初心を再確認するためにも大切な内容であると思います。
全職員に読んで頂きたい内容です。
そして、これらを受けて、「○○会グループ10の方針」ということで、
「新規事業について」、「医療・介護サービスについて」、
「接遇について」、「人材について」など、
具体的な業務を行う上での方針についてまとめました。
今すぐ実行できることばかりではありませんが、
今後3年、5年、10年を見据えた時に、
必要になる考え方と具体策だろうと思います。
職員の皆さんには是非とも読んで頂き、こうした方向のもと、
今は苦しいことがあっても、よりよい将来に向けて頑張ろう、
という気持ちになってもらえたら、と思います。
最後に、「ウィッシュリスト」を新しく企画しました。
これは、全職員に、仕事に限らず、
この1年、実現したい願い、夢、目標を自由に書いてもらったものです。
こんなことを考えている職員がいるんだ、と驚くことが一杯でした!
こうした職員一人一人の願いを実現する職場、法人でありたい、と思います。
ということで、様々な新しい試みを盛り込んだ本報告書。
法人、事業所、職員一人一人。
それぞれの視点から、多角的に見た報告書に仕上がったと思います。
それぞれの願いや夢、目標を実現する○○会グループでありたいと思います。
来年の取り組みと成果にご期待頂ければ幸いです。
○○会グループ 業務改善アドバイザー
榊原 宏昌
5年目となる、関連法人さんの「事業計画・報告書」の作成業務。いよいよ大詰めとなりました。
今年の新企画として「○○会グループ10の方針」というものを書いています。僕の方で素案を作り、理事長に承認を頂く、というものです。
書き始めると色々なことが頭を巡ります。きちんと文書化することの意味を改めて感じることが多いお仕事です。
10の方針は以下の項目です。
1.新規事業についての方針
2.医療・介護サービスについての方針
3.接遇についての方針
4.収支についての方針
5.広報についての方針
6.人材についての方針
7.教育・訓練についての方針
8.組織・内部体制についての方針
9.労働衛生についての方針
10.コンプライアンスについての方針
今日は名古屋でマニュアル作成支援のお仕事でした。マニュアル作成支援の際には、いつもお話するのが以下の内容です。抜粋版ですが、マニュアル作成の意義をきちんと理解してもらうために、繰り返しお話しています。
マニュアルって、現場ではイメージの悪いものなので・・・。でも、僕からしたら、まずマニュアルの内容が悪くて、かつ作り方や活用法も悪いから、役立たないと思うのです。
言いすぎでしょうか・・・(苦笑)?
制作段階 ~スタッフへのヒアリング~
・悩みを聞くことができる
・工夫や知恵を吸い上げることができ、ベストな方法を知ることができる
・人に隠れていた技を顕在化することができる
・業務のムダ・ムリ・ムラを発見することができる
活用段階
・業務において全員が使うことで、方針を浸透させることができる
・既存スタッフの基礎を固めることができる
・ミスを少なくすることができる
・引継ぎや教育が効率的になり、均質化する
・新人を早期に戦力化することができる
その他マニュアルの効用、留意点など
・社内の基本的事項をみんなで確認することができる
・新人が自主的に学ぶことができる
・不満や愚痴が、提案に変わっていき、改善思考が身につく
・普通の人に普通以上の働きをしてもらう
・マニュアルに顧客目線を入れる
・使いやすさとは、「習得しやすい」「教えやすい」「探しやすい」
・介護業務については、介護プロフェッショナルキャリア段位制度の内容はそのまま入れる
今日は午前中が子供のサッカー。午後から動物園という親の体力を激しく消耗する1日でした(苦笑)。
サッカーを見ていて思ったのですが、普段そんなにやる気を見せることのない子供が、サッカーの試合となると半日ずっと走り回っています。コーチの厳しい檄にも負けず頑張っているのですね。
うちの子に限らず、他の子たちもそうです。
特別素直とか真面目とかいうわけでもありませんが、
みんな一様に一生懸命頑張っています。
ずっと試合を見ていて、思ったのですが、
これは「明確な目標がある」ということでした。
つまり、サッカーでは「点をとる」「点を与えない」そして「試合に勝つ」です。
ある意味、このためだけにみんな力を合わせています。
介護の現場には、こういう明確さが足りないなあ、と思いました。
もちろん、点をとる、みたいに単純ではないでしょうが、
何かしらみんなで向かうものを設定することは大切かな、と考えたのです。
そして、何より思ったのは、そんなサッカーが好き、ということです。
介護の仕事も好きになってもらえると、もっと違ったものになるのかな、と
思ったりしました。
現場に明確な目標を設定すること。
介護の仕事を好きになってもらうこと。
両方とも、僕の大きな課題だと思いました。
タイトルにもありますように、課せられたテーマは「現状打破!」です。
分かりやすいところで言えば稼働ですが、その他には、サービスの質もマネジメントも、ついつい「現状維持」になりがちです。
僕のような外部の専門家が入る意義としては、やはり「現状打破」。いかに現状を打ち破るかが課題となります。
登り坂を駆け上がるようなもので、
現状を打破しようとするときには、
大きな負荷がかかりますが、
登った後には、これまでと異なる景色が広がるはずです。
そのためには、目標に達しない時に感じる、
悔しさ、がむしゃらさ、方法の質と量を変えてみるという創意工夫、
ハングリー精神などが必要です。
これでいい、と思ったら最後、現状維持の悪魔にとりつかれてしまう感じです。
否、これからは現状維持すら怪しくなるでしょう。
「現状打破」請負人・・・
ちょっと重たいですが、そういう仕事かなあ、と思いました。
今日は毎月恒例の介護の読書会。第92回の今回は、今年2回目のゲスト講師編でした。
葬儀+相続+生前整理の専門家3名による、豪華リレー講演となりました。僕が一番聴きたかったりして……ということで企画させて頂きました。
寄り添う、その方らしさ、目標等、介護のお話かな?と思うほどキーワードが似ていました。
もちろん、それぞれの分野の専門知識は異なれど、
対人援助職としてのマインドや方向性は同じなんだなあ、と
改めて思った次第です。
ただ、全ての葬儀や相続や生前整理の専門家が同じわけではないと思うので、
今日の出会いは参加者さんにとっても貴重なものになったのでは?と
勝手に自己満足しています。
期待は大きかったですが、
それをさらに上回る講演内容に、
主催者でありながら、自分自身がすごく感動しました。
ぜひまた企画したいと思います!
介護関連の皆さんにも聞いて頂きたい内容でした(^^)。
今日は誕生日記念(?)ということで、屋号の「天晴れ介護サービス総合教育研究所」について、少し書いてみたいと思います。まれに、どうしてこの名前にしたのですか?と聞かれるのですが、気に留めてもらえるとうれしいものです。ちなみに「天晴れ」は「あっぱれ」と読みます。これもまれに「てんぱれ」と読まれたりします(苦笑)。
さて、なぜ「天晴れ」と名付けたのか。
これは、僕の介護現場での仕事で見てきたものが原体験となっています。
一言で言えば、「お年寄りが大切にされていないなあ」ということ。
虐待とまではいかないものの、
職員側の言葉遣いや表情・態度が悪かったり、
適切とは思えない介護技術による介護が繰り返されたり、
文句を言われないから今のままでいい、というような雰囲気さえ感じるものでした。
もっと言えば「厄介者」扱いされている、とも思えるものでした。
ただ、これは僕自身にも言えることでした。
この現場の中にいて、同じように仕事をしていました。
決して他人事ではない課題でした。
僕の介護のキャリアの最初の8年間は入所系だったので、
そこで人生の最期を迎える方も多くありました。
人生の最期を迎える場、として、これでよいのか?という疑問がいつもありました。
終わりよければ全てよし、かどうかはまだ分からないのですが、
終わりの姿が肝心なことくらいは分かります。
人生の最期の場面くらい、
「よく頑張ってこられましたね」「天晴れですね」と言って
お見送りしたい、と思ったのです。
これは「尊敬」とは少し違います。
どうしたって「尊敬」できない人はいるものです(笑)。
ただ、「尊敬」はできなくても、
長年生き抜いてきた「人」に対して「ねぎらい」の気持ちを持ったり、
その人の人生を全うすることに対して「天晴れ」と思うことはできるように思ったのです。
まだ上手く表現できない部分もありますが、
「天晴れ」とは、相手から何かを「学ぶ」姿勢です。
そして、この「天晴れ」の姿勢であれば、
何かと揉め事の多い職員同士の関係もよくなるのでは、
と考えました。
以下が、僕の経営理念です。
一.介護現場をよくすることをテーマとした研究・開発・普及活動を行うことで、
利用者・家族をはじめ、介護現場で働く人たちが、お互いに支えあい、
幸せに生きていくことを実現する組織づくりを応援します。
一.天晴れの心とは、どんな時でも、人に学び、人に対して気持ちよく、人を大切にする心。
相手を「天晴れな存在」と感じる心であり、この姿勢を守り抜く強い心です。
…イメージ、何となくでも伝わりましたでしょうか?
天晴れ介護サービス、という名前を正式に表明したのは、
最初に本(介護職基本姿勢10則)を出した2009(平成19)年。
天晴れ介護サービス総合教育研究所としたのは、
最初に商業出版させてもらった(ケアプラン文例ハンドブック)、
2012(平成24)年でした。
「天晴れ」と名乗り続けて、早10年が経とうとしています。
自戒の意味も込めて、この名前にしています。
介護現場の一番の味方として。かつ、一番厳しい基準を掲げる者として。
介護現場をよくするために、これからも頑張っていきたいと思っています。
今週水曜日(16日)は、介護の読書会第92回です。今回はゲスト講師編で、生前整理+葬儀+相続の専門家チームに登場頂きます。
介護とは関係ないよ、と思われるかもしれませんが、介護の専門家がびっくりするような熱いハートの持ち主3名にお話頂きます。対人援助とは何か?ということを改めて考えさせられる機会になると思います。
主催者の僕自身も、実はとても楽しみにしているのです。
ぜひ、普段読書会に縁がなかった方もお越しください。
事前申し込み等は不要です。
下記サイトやブログより場所等をご覧ください。
お待ちしております!
http://www.appare-kaigo.com/reading
小規模多機能の完全理解コース。昨日今日で、第1回&第2回が終わりました!
既に小規模多機能を開設されている方は1名で、他は近いうちに開設を控えている方、そして、これから開設を検討する方、という構成で、経営者もしくは経営者に近い方ばかりというハイレベルな参加者さんたちとのコース研修となりました。
■第1回の内容
Ⅰ.地域包括ケアの実現と小規模多機能の将来
Ⅱ.2015年介護報酬改定に伴う小規模多機能への影響
Ⅲ.小規模多機能の正しい理解と運営管理
Ⅳ.小規模多機能の現状
Ⅴ.小規模多機能の対象者とは
■第2回の内容
Ⅰ.介護保険事業計画とターゲットエリアの現状
Ⅱ.公募プレゼンと立地・設計・しつらえのポイント
Ⅲ.収支シミュレーション(演習)
Ⅳ.指定申請、補助金、開設準備、契約書類等
濃い2日間10時間でした…。
参加者の皆さんには、
○ヶ月後に、登録○名、平均要介護度○、利益○
という、収支計画も立てて頂きました。
次回は、これを実現するための、広報・営業戦略についてお話します。
第3回&第4回は12月7日・8日です。
第3回からのご参加の方もあるようです(^^)。
http://www.hms-seminar.com/seminar/?id=1467093976-567129&ca=&le=&ar=
今日は愛知県。関連医療法人さんで恒例の介護塾でした。今回は、ケアマネさん向けの法令遵守がテーマでした。
運営基準の中で特に注意が必要な個所について読み込んでいく内容なのですが、特に時間をかけたのが「居宅介護支援の説明」。
利用者、家族にいかに分かりやすく、居宅介護支援の内容を説明できるかのワークを行いました。
例えば、アセスメント。
例えば、ケアプラン。サービス担当者会議。モニタリング。
ケアマネジャーがどんな仕事をしているか、
利用者や家族に、分かりやすい言葉で説明ができるでしょうか?
そして、これが説明できない、ということは、
自らの業務についても理解が不足している、ということも意味します。
業務についての理解がなければ、
真の意味での質の向上や省力化、効率化もないだろうと考えています。
意外にも、ケアマネジャーでないスタッフの方が、
本質を突いた、しかも柔らかい言葉での説明が上手でした。
これには僕も反省させられました。
講師自身も、研修をやりながら学べるのはありがたいです。
学び合いながら成長する。理想的なかたちだと思いました(^^)。
今日は東京。常宿の東横インに泊まってます。
全国有料老人ホーム協会さんからのご依頼で、施設ケアプランの研修講師を務めさせて頂きます。
事前に会員施設さんからのご質問を頂いたのですが、とても真剣で熱い!
失礼ながら施設ケアマネさんは、結構冷めている人が多いのかな?と思っていたので、とてもうれしく思ったところです。
質問の内容に応じて、レジメもかなり変更しました。
やりがいのあるセミナーになりそうです。
ところで、写真は東横インのロビーにあった全店舗の案内です。
こんなにあるのですね・・・
まだ3つくらいしか泊まったことがないです。
全店舗制覇ゲーム、面白そうだなあ、と考えてみました(^^)。
今日は北海道で、小規模多機能の新規開設支援でした。季節外れの大雪で、気温はマイナス5度。でも身も心も引き締まるような、そんな冷気でした。
新規開設、ということで理事長さんにもご同席頂き、小規模多機能についての国の方向性や制度、必要なコンセプト等をお話させて頂きました。
管理者には経験豊富で優秀な方をあてられる、とのこと。
法人の意味込みを感じます。
僕もしっかり支えていきたいと思います!
今日は東京で関西看護出版さん主催の「ケアプラン立案の方程式」セミナーでした。
思ったより施設系の参加者さんが多く、急きょ施設系向けの内容も盛り込んだりしましたが、究極的には在宅も施設も同じだ、ということも強調させて頂きました。
なぜかと言えば、利用者は在宅だろうが施設だろうが変わらず同じだから、です。
その上で、施設の特色や在宅の特色を活かしたプランニングについてもお話させて頂きました。
理解してもらえたらうれしい内容です(^^)。
それにしてもこの案内板。
「ホップステップミラクルさん」と「明日の農業」に挟まれました(笑)。
色んな会合があるものですね。
来週、11月9日から、いよいよ小規模多機能完全理解コース(全6回30時間)が始まります。
ようやく資料が完成しました…。
第1回、第2回分として、スライド300枚超。
関連法令集が271ページ。
契約関連書類のひな型。必要な帳票類付、です。我ながら大放出。
その他、サ高住との併設モデル、
医療強化モデル、サテライト等について
詳細な収支シミュレーションも行いました。
「研究所」の名前に恥じない内容にしたい、と
現段階における小規模多機能研究の総決算となりました。
自分で読んでいてもワクワクドキドキする内容です!(^^)
ちょっと自己満足に浸っております(笑)。
http://www.hms-seminar.com/seminar/?id=1467093976-567129&ca=&le=&ar=
今日は、東海医療科学専門学校、作業療法科ADL学、全7回の最終回でした。
いつものように、前回の感想と質問への回答から。今回は最終回ということもあってか数がハンパではなく、感想35項目、質問41項目でした。
でも、無視できない、本質を突いた内容が多いため、ここから学んでほしいということで全部ご紹介させてもらいました。これは、受け身の授業ではない、ということもあり、学生さんの評判も上々です。
毎年、初心に返る2か月。僕にとってもよい学びとなりました!
毎月連載が始まって、はや4ヶ月。
中央法規さんの月刊ケアマネジャーで、施設ケアプランについて連載を担当させて頂いております。
今回第4回は、目標設定と生活歴の重要性について書かせて頂きました。
障害は治らなくても、生活を戻す。
本人が充実していた頃のその方らしい暮らしぶりを知り、そこに少しでも近づけようとする。
この営みの中に、意欲を高めるヒントがあると思っています。
書店でも販売されていることと思います。ご興味がある方は是非ご一読下さい(^^)。
名古屋から東北へ。
今日は、東北の社会福祉法人さんで、マニュアル&コンプライアンスのお仕事でした。
実地指導があったこともあり、コンプライアンスの意識が高まっており、法人さんの課題がまた一つ浮彫になりましたが、課題はコンプライアンスだけではないですね。
1.行政対応
2.事業・サービス
3.収支・営業
4.人事・組織
5.コンプライアンス
僕は、法人さんの事業計画を考える時には、
この5つの分野で戦略立案をするようにしていますが、
この5領域を同時にバランスよく高めていくことが大切です。
そんなお手伝いもできたら、と思っています。
今日から11月!
11月9日からは、いよいよ小規模多機能の完全理解コースがスタートします。1泊2日を3回、計6日間30時間の大きな企画です。
法令も含め、全範囲を網羅しよう、ということで、公募から指定申請、運営基準、人員基準、設備基準、算定基準にQ&A、そして、収支や広報、ケアマネジメント、管理業務までを取扱います。
画像は、ひたすら法令をスライド化しているものです・・・(大変!)
少人数制で、パソコンも持ち込んでもらって、
その場で資料を作ったり、シミュレーションを行ってもらいます。
宿題も出そうと考えております。
さながらグループコンサルティングのような企画です。
ご興味があれば、まだ間に合うかと思います!
http://www.hms-seminar.com/seminar/?id=1467093976-567129&ca=&le=&ar=