天晴れ介護サービス総合教育研究所では、介護現場をよくする研究・活動を行っています
Since2015 https://www.appare-kaigo.com/
「介護現場をよくする研究・活動」それが私たちの仕事です。
●経営層(経営者、経営幹部など)●管理職(施設長、管理者、主任、リーダーなど)の方々
●専門職(ケアマネジャー、相談員、看・介護職など)の皆様に、ご覧頂きたいホームページです!
天晴れ介護サービスの日々の活動は
毎日更新のブログから
ご覧頂けます!
介護現場をよくするための情報発信として、ブログを書いていきます!主に、日常の仕事のことについてです。皆さんのお役に立つことができればうれしいです。
昨日3月15日は、日中は岐阜の法人さんでのお仕事、
夜は名古屋でケアマネジメントの勉強会に参加してきました。
どちらも初めてお邪魔&参加したのですが、
岐阜の法人さんは、まず応対して下さった職員さんの感じのよさ、
施設のきれいさ(決して新しいわけではなく、掃除が行き届いていること)に
感心しました。
僕自身は介護の現場出身なので、もちろん介護の質に関心がいくのですが、
その前に、やはり接遇とか環境整備が大切であることを改めて思いました。
4時間ほど意見交換させて頂き、
自分がこれまで培ってきたものについて喜んで頂くことができ、
お互いによい時間を過ごせたように思いました。
そして、夜の勉強会。
日本福祉大学の故野中教授が提唱された「野中方式」を使った事例検討会でしたが、
2時間、こんなに密度の濃い、また参加者の質の高い事例検討会は初体験でした。
ケアマネジャーをはじめとして、看護師、薬剤師、理学療法士、栄養士、福祉用具専門員、
昨日は来られませんでしたが、その他医師や法律の専門家の方が来られることもあるそうです。
多職種の意見が、本人の生活の意向を中心にどんどん収斂されていく過程を目の当たりにし、
僕もまだまだ修行が足りないなあ、と反省しました。
参加者の質問のレベルが高い!
つまり、目のつけどころがすごい、ということです。
3ヶ月に1度の勉強会、今後継続的に参加したいと思っています。
(ご興味がある方はご連絡下さればご案内しますね。)
昨日アップした「これからのケアマネジャーが学ぶべき10のこと」が予想以上に多くの方にご覧頂けたので、気をよくして第2弾です。
先日、とある出版社の方と新刊の企画についてお話していた時のこと。「業界のスタンダード、決定打となるような本を書いてほしい。この本の内容が、介護現場の朝礼で唱和されるような、そんな本にしてほしいんです」という、何とももったいない言葉を頂きました。
その話をしながら、朝礼で唱和する言葉は、12年前、僕が26歳の時にグループホームで作ったなあ、と思い出しました。
最近、出会った方の中にはご存知ない方も多いと思うので、改めてご紹介させて下さい。
介護職基本姿勢10則、です。
今、読み返すと、恥ずかしい部分もありますが、
当時は、現場をよくしたいという一心でした。
1.相手を変えようとしない。まず自分が変わる。
2.相手を信じる。
3.相手の行動をむやみに制限しない。
制限しないで目的を達する方法を考える。
4.相手の近くに。相手と共にある存在になる。
5.自らの仕事の目的と効果、相手にとっての意味を考える。
6.食事、入浴、排泄、睡眠といった、基本的な生活行為を大切に考える。
7.自身の考え方、行動、態度を厳しく見つめ直し、改善を続ける。
8.自立した介護職を目指す。お互いの仕事を尊重する。
9.理想像を描き、目標を立て、達成に向けての計画的な仕事をする。
10.素敵な介護職は素敵な人。人としての自分を磨く。
http://www.amazon.co.jp/%E4%BB%8B%E8%AD%B7%E8%81%B7%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E5%A7%BF%E5%8B%A210%E5%89%87-%E3%83%BC29%E6%AD%B3%E4%B8%BB%E4%BB%BB%E4%BB%8B%E8%AD%B7%E5%A3%AB%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BC-%E6%A6%8A%E5%8E%9F-%E5%AE%8F%E6%98%8C/dp/4904392086/ref=pd_rhf_dp_p_img_1
1.医療知識、重度対応、ターミナルケア
2.自立支援のケア、予防、機能訓練
3.アセスメントの技術
4.地域の社会資源の活用、教育を通して、独居、認知症の方を在宅で支えるスキル
5.医療保険制度
6.保険外サービス
7.ソーシャルワーク
8.地域住民、各種組織に対して、法人・介護保険の広告塔としての機能
9.ケアマネジメント教育の標準化、体系化
10.公正中立、コンプライアンス
いかがでしょうか?
只今、今晩が締切の介護事業所の管理についての書籍校正の真っ最中…。ブログを書いている場合では全くもってないのですが、こんな時ほど色々なことをやりたくなってしまうものです。
ということで、フェイスブックを見ていたら、「自己紹介を書きませんか?」とメッセージが出ていたので、ついつい書いてしまいました。
介護現場をよくする研究・活動をライフワークとしています。
主な活動は執筆、研修、コンサルティング。
最近は「経営と現場」「医療と介護」「仕組み化と個別ケア」などを
一気通貫で考えるハイブリッド思考が目標です。
こんな感じです。我ながらいい感じ(笑)。
経営と現場、医療と介護、仕組み化と個別ケアなど、
ともすれば二項対立で考えられがちな課題について、
両者を共生させるハイブリッドな思考で、一つ高い次元から解決できないかな、と考えているところです。
かなり抽象的な感じではありますが、
分業が過ぎると「木を見て森を見ず」になりがちなので、
いわゆる「全体最適」の視点から捉え直したい、という感じなのです。
伝わりますでしょうか・・・???
独りよがりにならないように頑張ります!
昨日と今日と、東京にて小規模多機能についてのセミナーと法人内研修のお仕事です。小規模多機能は2006年に制度化されましたが、まだまだ新しいサービスという印象が強いですね。
今回のお仕事の一つのポイントは、小規模多機能の対象者はどういう方か?ということです。そして、その対象者に向けてどんなサービスを提供することができるか?どんな効果があるか?を明確にする、ということです。
色々考えていくと、小規模多機能とは、
既存の介護サービスの枠をはみ出てしまう方が対象であり、
その方々のニーズに一つ一つ応えていく中で出来上がった形なのだろうと思います。
もう一度その原点に返ることが大切なのではないか、と考えているところです。
お仕事をしながら、考えが深まっていく、スキルが高まっていくということは、
やりがいがありますね。